下記の要領で、「京都大学アジア親密圏/公共圏教育研究センター」主催の2022年度第2回ジェンダー研究会が開催されることになりました。この研究会では、主として京大文学部に所属する、様々な分野の研究者がジェンダーの視点から行ったご自身の研究内容を報告します。学内外を問わず、だれでも参加可能ですので、興味のある方は是非、ご参加ください。
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第2回ジェンダー研究会
【主催】アジア親密圏／公共圏教育研究センター
【日時】2022年7月19日（火）12時10分～13時30分
【会場】オンライン（ZOOM）
【登壇者】竹沢泰子先生（京都大学人文科学研究所）
【発表題目】アメリカ合衆国の雑誌広告にみられるステレオタイプ—社会カテゴリーのインターセクショナリティと差別構造—
【発表要旨】
2020年5月25日に発生したジョージ・フロイドさん暴行死事件や、2021年3月16日のアトランタ連続銃撃事件の背景には、黒人男性やアジア系女性に対するステレオタイプが深く絡んでいたと考えられている。こうした人種やジェンダーなどの社会カテゴリーのインターセクショナリティによって創り出されるイメージは、人々の広告商品の購買意欲を掻き立ててきた。そうしたステレオタイプは、雇用、司法、ジェンダー間関係などあらゆる範囲に及び、人種差別・ジェンダー差別を構造的なものとしている。本報告は、アメリカ合衆国の雑誌広告を題材として、断片的ながらアメリカにおけるステレオタイプの過去と現在を考えてみたい。
【参加方法】事前登録制
参加希望の方は、下記のURLにて事前登録をお願いします。登録者にはZoomのURLが自動で配信されます。
https://kyoto-u-edu.zoom.us/meeting/register/tZEqc-GtpzwoG9Jn2Nxj9c_RAgRR_0ughNxH
【問い合わせ先】平川佳世（京都大学文学研究科・美学美術史学専修、2022年度ジェンダー研究会実行委員）
