2022年度 第1回「Welcome to 社会学」(京都大学限定)のお知らせ

Date/Time : 2022/06/03,金曜日 

Place : 

京都大学では、社会学分野の教員とその指導学生が、さまざまな学部・研究科等に点在しています。
アジア親密圏/公共圏教育研究センターでは、「Welcome to 社会学」という研究会(リレー講演会)を2022年度から開催いたします。
毎回、学内の社会学分野の教員1名に講演していただき、その後、聴衆の教員・学生を交えて自由闊達な質疑応答を行います。
それにより、「社会学環」を活性化するだけでなく、京大社会学の熱気を学生たちに感じてもらいM進・D進に関心を持ってもらうこともめざしています。
(Zoomによるオンライン参加も可能な「ハイブリッド方式」で開催[⇒今回の対面参加受付は締め切りました]。京大の授業方針が「原則オンライン」の時期にはZoomのみの完全オンライン開催。)
第1回は、犯罪社会学がご専門の岡邊健先生(教育学研究科)にご講演いただきます。
ぜひご参加ください。

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【日時】
2022年6月21日(火)午前10:30~12:00

【登壇者】
岡邊健先生(教育学研究科)

【発表題目】
「少年非行を考える――犯罪社会学への招待」

【発表要旨】
2015年7月に内閣府が実施した世論調査によれば、「実感として、おおむね5年前と比べて、少年による重大な事件が増えていると思うか」という問いに「増えている」と回答した人は、8割弱に及んでいます(「かなり増えている」42%+「ある程度増えている」36%)。しかし、実際には重大な少年非行が増えているという事実は確認できません。非行はこのように偏ったイメージで語られることが多いのですが、とりわけ問題なのは、そうしたイメージに基づいて種々の政策が遂行されてしまっている節があるという点です。このレクチャーでは、今日の少年非行をどうみたらよいのか、学術的に犯罪や非行にアプローチするとはどういうことなのか等について、お話したいと思います。

【事前登録(全員必須)】
参加希望の方(学内の教員・学生)は、全員、下記のURLにて事前登録をお願いします(期限:当日10:30)。
登録者にはZoomのURLをお送りします。
https://kyoto-u-edu.zoom.us/meeting/register/tZIlcOuvqDkjE9NmgqfWfrfUv9N0qJkOV1QG

【問い合わせ】
柴田悠(人間・環境学研究科教員、「Welcome to 社会学」運営担当)

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